学習塾【質】で選ぶ時代
学習塾は、愛知県内だけでも数千軒あると言われ、一宮市のai特進塾近隣にも、5軒以上の学習塾があります。
「どの塾にしたらいいか分からない…」
という方が大勢いらっしゃるのも、また事実です。
そこで、この記事では、数多くある学習塾の中から1つを見極めるときのポイントをお伝えします。
キーワードは、3つの「質」です。
目次
安さの時代から変わる
学習塾が多様化したことで、さまざまな形で授業を受けることができるようになりました。
動画配信で授業を受けさせるところも出てきましたよね。
動画授業であれば、人件費も教室の維持費もかかりませんし、授業料を安くすることができます。
しかし、そうした「安さ」を重視する時代から、少しずつ変わろうとしているのをご存知でしょうか。
「安さ」の次は、「質」の時代が来ると言われます。
つまり、安くするだけでは、何かが足りなかったということです。
足りなかったもの、それが「質」なのです。
「質」は、本気で お子さまの学力アップを図ろうとされるのであれば、見過ごしてはならないものではありませんか?
質の高いサービスを受けることで、将来の選択肢がより広がりやすいと言えます。
これは、欧米では当たり前なのですが、日本では、富裕層の方と一部の方しか知らないようです。
そこで、もし、授業料の安さだけで判断されていらっしゃるのであれば、今から見直してみることをお勧めいたします。
塾選びは 3つの「質」を見る
塾の「質」は、次の3つで決まると言っても過言ではないと考えます。
- 学習環境
- 指導形態
- 講師
学習環境
学習の質は、勉強する環境で決まります。
たとえば、周囲が うるさい塾と静かな塾があるなら、静かな塾の方が集中しやすく 学習に向いていると言えるでしょう。
こうした学習環境について、見るべきポイントは次の7つです。
- 塾が大通りに面していない
(車通りが少なく静か) - 教室が明るい
- 室温が適している
- 机が広くキレイ
- 自習室利用ができる
- 多くの教材が置かれている
- お手洗いがキレイ
指導形態
指導形態と言うと、少々難しく聞こえるかもしれません。
かんたんに言うと、講師1名に対して、同時に 生徒を何名指導するかということです。
「質」が高いというは、講師1名に対する生徒の数が少ないことを意味します。
そのため、この基準からすると、マンツーマン指導が最も質が高いということになります。
その次に、1対2までの個別指導、1対3~6の少人数指導、1対7以上の集団指導と続きます。
なぜ講師1名に対する生徒数が「質」につながるかというと、生徒1人に割ける時間が決まるからです。
たとえば、マンツーマンで1時間の指導を受けるのであれば、一般的に1時間ずっと教えてもらえるということになります。
これが 1対2で 1時間の指導を受けるのであれば、およそ半分の30分間は教えてもらえる時間ですが、もう半分は問題演習の時間になります。
1対3、1対4…であれば、さらに割いてもらえる時間は少なくなるという訳です。
次の表に、1時間の授業を取った場合、講師に直接 教えてもらえる時間をまとめました。
同時に 受ける 生徒数 | 教えて もらえる 実際の 時間(分) |
---|---|
1人 | 60分 |
2人 | 30分 |
3人 | 20分 |
4人 | 15分 |
5人 | 12分 |
6人 | 10分 |
指導形態の「質」に対して ご理解のある保護者の方は、
「そんな短い授業時間に 数万円も払うくらいなら、もっと手厚い個別指導塾にしよう」
と考えられます。
もし、「質は考えない」という方で、少人数制の塾を選ばれるのであれば、上記の時間と授業料がつり合っているのかきちんとご判断されることを勧めます。
講師
講師の見た目という話ではなく、講師の指導力がカギになります。
ただ、講師の指導力は、素人の方には なかなか分からない部分になります。
そのため、講師の指導力=学歴だと思われがちです。
しかし、違います。
講師の指導力≠学歴
はっきり言って、講師の「質」は、学歴だけでは測れません。
知り合いの塾講師は、とくに名のない大学の学生でしたが、教育学専攻ということで、どのような生徒にも対応できると評判でした。
では、「質」の高い講師というは、誰なのでしょうか。
早い話が、塾の正社員や教員経験者など、専門的に 教育に携わる者です。
よく学生アルバイトの講師がいますが、それは人件費をカットするための企業側の戦略でしかありません。
ふつうの学生アルバイトの教え方は、一部の学生を除き、教育の専門家よりも はるかに劣ります。
当塾でも、そのように保護者様から口コミをいただいております。
また、指導力がある講師は、教育に対して熱い思いをもつ人が多い傾向にあります。
そのため、教育の専門家に教えてもらうことで、学力アップを期待できるだけでなく、心の支えにもなってくれることでしょう。
ぜひ、講師の人間性にも 目を向けてみてください。
質が高い⇒料金が高い
「質」を重視することで生じるデメリットは、授業料が高く設定されていることが多いということです。
手厚く指導するためには、やはり人件費がかかります。
ただ、授業料を惜しむと、手厚い指導は十分には受けられないと思っておいた方がよいでしょう。
もし、学力アップは期待せず、ただ塾に行かせることだけを目的とする方であれば、格安の学習塾を選んでもよいと考えます。
多くの方は、そうではないはずです。
ぜひ、お子さまの将来に投資すると思って、質の高い塾を選びましょう。
葉栗・浅井校区にある塾で、個別指導と少人数指導を次の記事に挙げました。
詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。