塾【行きたい】と言われたらどうすべき?
「塾に行かせてほしい」とお子さまに言われたら、まず「なんで?」と理由を訊きましょう。
その理由によって、塾に行かせることが お子さまのためになるかどうかが分かるからです。
目次
塾に行きたい理由
愛知県内の子どもたちの間では、学習塾に通って勉強することが一般的になっています。
もしかしたら、小学生のうちから通塾されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうして、周りの子たちが塾に通い始めると、
「塾に行かないと、あの子に置いていかれる…!」
と、焦りを感じ始めます。
これをきっかけとして、「塾に行きたい」と言い出すお子さまが多くいらっしゃいます。
このことから、お子さまが「塾に行きたい」と言う理由がいくつか考えられます。
- まわりの子が通っているから。
- 塾に行けば学校でも話を合わせられるから。
- ほかの子に取り残されてしまうと感じるから。
- もっと勉強したいと思うから。
- 今のままではいけないと感じたから。
通塾は理由次第で
先ほど挙げた理由のうち、教育者として嬉しい理由は、最後の2つ「もっと勉強したい」「今のままではいけない」です。
こうした向上心があれば、ツラいときであっても、比較的に粘り強く学習に取り組むことができます。
たとえ 塾に行かなかったとしても、自分で努力し、よい結果を残すことができるでしょう。
対して、最初の3つの理由は、他者と比べている点で共通しています。
- まわりの子が通っている
- 学校でも話を合わせられる
- ほかの子に取り残されてしまう
いわゆる他者が基準で勉強しているのです。
こうした子どもは、他者からのはたらきかけがある方がと勉強できるタイプが多いです。
そのため、授業料が安くてもよいので、塾に通わせてあげるとよいでしょう。
同じ塾に通う仲間や、担当の講師に刺激してもらいながら勉強するほうが 合っていると言えます。
友人と一緒の塾にすべきか
他者が基準になっているお子さまの場合、友達が通っている塾に行きたがります。
お子さまの勉強しようとする意思を尊重したいところではありますが、一つ考えておきたいことがあります。
その塾が お子さまにも 合っているのかどうかということです。
仮に、ご友人の学力レベルが高く、集団塾に通っていたとします。
もし、お子さまが学校の一斉授業に ついていけていないご様子だったら どうでしょう。
集団塾でも、置いてきぼりになってしまう可能性があると考えられます。
「友だちがいるから安心!」
「友人紹介制度で安くなるって!」
という上手い話につられて、お子さまに合わない塾に通わせないよう、ご注意ください。
ご友人の方と同じ塾に通わせるべきかどうかは、その塾が合っているかどうかによります。
もし、合っているか分からない場合は、一度 無料の体験授業を受けてみてはいかがでしょうか。
そこで少しでも「合っていない」と感じられた場合は、塾からの勧誘をすべて断れば大丈夫です。
お子さまのために、十分に時間をかけて塾選びをしましょう。
「塾選び」については、次の記事に 詳しく書かせていただきました。
ご覧ください。
あなたのお子さまが「塾に行きたい」と言い出したとき、ぜひ理由を尋ねてみてください。
その理由によって、塾に行くべきか検討したほうが お子さまのためになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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