愛知県【高校入試】2021年度までの学力検査の内容
以下に記す内容は、新制度が適用される前の分析です。
2022年度以降は異なりますので、ご注意ください。
目次
学力検査の配点
愛知県の高校入試は、各教科22点満点のテストになっています。
- 英語 22点
(リスニングテストを含む)
- 数学 22点
- 国語 22点
- 理科 22点
- 社会 22点
合計110点満点
※一部の高校で傾斜配点を実施
1問につき1~2点の配点で、完答でなければ点数がもらえないという問題もあります。
また、高校によっては、学力検査の点数を1.5倍にし、内申点90点と合算して合否を決めます。
問題の傾向
国語
文章が長く、読解力が求められます。
昨年度は、中学生にとっては、読みにくいであろうと思える文章が出題されており、語彙力も求められていました。
また、文章全体を的確にとらえ、要約しなければならない問題も出題されています。
社会
社会の問題は、例年6つの大問から構成されています。
- 大問1・2「歴史」
- 大問3・4「地理」
- 大問5・6「公民」
グラフなどの情報をもとに、的確に処理・分析する力が求められます。
この傾向は、今年度も続くであろうと考えられます。
教科書を読みこみ、暗記するだけでは不十分だと言えます。
数学
例年、大問1は、小問が並んだものになっています。
引っかけ問題が出題されるため、回答したときに すべて正解したつもりでいても 注意が必要です。
愛知県の入試問題は、図形問題が解けるかどうかで明暗が分かれるように感じます。
関数などの計算問題で時間を取られてしまうと、比較的に難易度の高い図形問題に十分な回答時間を確保することができません。
理科
教科書にもとづく基本的な知識が求められます。
さらに、物理・化学分野では考える力と計算力が求められます。
昨年度は、A・Bグループともに、グラフを描かせる問題が出題されました。
例年は、片方のグループがグラフ、片方のグループが論述というパターンで出題されていました。
英語
自由英作文と長文読解に時間が必要です。
その他、会話文に適語を埋める問題や対話文の読解問題が出題されます。
昨年度は、グラフから読み取れることについて、記述する形式の問題が出されました。
そのうえで、自分の考えも書かなければならず、多くの中学生が苦戦したように感じます。
その他については、学校で学ぶ基本的な文法や単語を身につけていれば、点数を取りやすい問題でした。
高校入試の学力検査対策
愛知県の「学力検査」は、知識の詰め込みだけでは、対応しきれない問題が出題されます。
そこで、ai特進塾は、愛知県の公立高校入試に特化した対策講座を開講しております。
「考える力」は、社会人になってからも求められる力です。
入試に向けてはもちろんのこと、社会に出てからも必要な力を今から身につけておきましょう。