愛知県【高校入試】英作文の対策ポイント

※ 旧入試制度のときの情報です。

愛知県一宮市にある個別指導塾、ai特進塾(アイトクシンジュク)は、愛知県の高校入試対策にも力を入れています。

特に、今回は、英語の学力検査で例年 出題されている「英作問題」について、取り上げます。

この記事で分かること
愛知県の高校入試について
・英作問題の特徴
・対策のポイント

 

自由英作問題の特徴

愛知県の高校入試は、例年、大問2で英作問題が出題されます。

ただ、他の都道府県とは違い、一から英文を書いていく「完全自由記述形式」ではありません。

書く内容は受験者によって異なるとは思いますが、必ず用いなければならない語句が指定されたり、使ってもよい語群が示されたりするため、ある程度 書く内容が決まっていると言えます。

指定された条件に従い、適切に文章を書くことができれば、22点中の2点(英作問題の満点)はもらえると言っていいでしょう。

 

以下に、ここ5年間の傾向をAグループとBグループに分けてまとめました。

 

2020年の英作問題

2020年は、グラフから読み取り、自分の考えを交えて記述するという形式でした。

A:年間平均気温(折れ線グラフ)
  「どのように過ごそうと思うか」

B:外国人が興味をもっている和食のアンケート結果(棒グラフ)
  「外国の友人と何を食べたいか」

 

2019年の英作問題

2019年は、絵から状況を判断し、登場人物の気持ちを想像して記述するという形式でした。

A:息子が自転車に乗れるようアシストする母親のイラスト
  「この後どのような結果につながってほしいか」

B:合唱コンクールに向けて練習する集団のイラスト
  「この後どのような結果につながってほしいか」

 

2018年の英作問題

2018年は、2つの選択肢のうちどちらを選び、その理由は何かを自由に記述する形式でした。

A:「大きな都市と小さな都市のうち、どちらに住みたいか」

B:「自転車とバスのうち、どちらで行くことを友人に提案するか」

 

2017年の英作問題

2017年は、賛成か反対か どちらかの立場に立って、その考えを自由に記述する形式でした。

A:「物語を楽しむには、映画よりも原作本のほうがよい。これについて賛成か反対か。」

B:「小中学校のように、高校にも給食はあるべきである。これについて賛成か反対か。」

 

2016年の英作問題

2016年は、イラストやメモの情報をもとに、会話文を成立させるという形式でした。

A:留学生に「山車(だし)」の説明をしている場面

B:留学生と予定を調節している場面

 

高校入試 英語の対策ポイント

愛知県の公立高校入試の英語では、ここまで見てきたように、例年 英作問題が出されています。

しかも、配点は他の小問の2倍あります。

※ 英作問題の配点は、例年 22点中の2点です。

 

そのため、英作問題が得点できそうなレベルにある方は、ぜひとも冬が来るまでに英文を書くことができるようになっておいていただきたいところです。

ただ、英作問題は難易度が高いとされるため、他の小問が主な得点源になりそうな方は、英作問題以外の学習に時間をかけた方が効率的な受検勉強になるでしょう。

 

もし、英作問題について、高校入試対策をされるのであれば、次のポイントを参考に学習してみてください。

  1. イラストやグラフの情報をもとに自分の考えを書く練習
     
  2. 会話文の流れをつかみ、受け答えの文章を書く練習
     
  3. 用いる語句を指定して書く練習
     

イラストやグラフについては、学校の教科書などに載っているものを使うとよいでしょう。

また、2・3年生の教科書にある会話文の一部を隠し、会話を成り立たせるための文章を自分で書いてみるのもおすすめです。

 

愛知県の高校入試で出題される英作問題では、必ず用いなければならない語句が指定されます。

これに慣れるためには、「○○という語句を使うこと」や「○語以上の英語で書くこと」というように、自分で条件を設定して書いてみるとよいでしょう。

  

ai特進塾の英作文対策

ai特進塾では、愛知県の高校入試対策専用のプリントをご用意し、取り組んでいただいております。

愛知県の高校入試に合わせた形式なので、無駄なく学習することができると評判です。

 

気になる方は、ぜひ英語の通常授業をご受講ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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